《ザイオンス効果》単純接触効果

・同じ人やものに接する回数が増えるほど、好印象を持つようになる。

・1968年にアメリカのロバート・ザイオンスが提唱。

・マメな人がモテると言われるのはこの効果が原因。

・営業に使用する場合、警戒心がある顧客でも次第に好印象へと変化させる事が可能。

・ビジネス以外でも、親切に接する事で「返報性の原理」が働き話を聞いてもらえる事も。直接会えない場合はメール等でも効果あり。

ただ、「お願い営業」になりやすくなるため注意が必要。(買ってくださいとお願いすると、買いたくなくなる現象)

・WEBマーケティングで使用する場合、メルマガやブログ、SNS接触回数を増やす事が可能。

エビングハウス忘却曲線では、「人は新しい新しく得た知識は、1日後には74%忘れる」とあるため、リターゲティング広告(ユーザーの行動を追跡し、他サイトでも同じ広告を表示させる)はザイオンス効果は高いと言える。

・文頭・文末に毎回同じメッセージを書く事で、読み手の好意度を上げる事が可能。

 

・逆効果のザイオンス効果

印象の逆転はできないため、悪印象のまま接触回数を増やすと、印象はますます悪くなってしまう。

例:ストーカー

また、良い内容でも接触頻度が多過ぎる場合も逆効果になる可能性がある。

相手に合わせたボリューム・回数が大切。

 

・好意度上昇は10回がピーク。

それ以上は変わらないため、見た目を変えるなど、印象を変える事が必要。

10回以上会ってるにも関わらず恋愛関係にない場合は可能性が低い?

 

《まとめ》

適切な頻度、有益な情報の適量を意識し、10回は接触を試みると良い。