【Pre】お金持ちになるよりも重要な幸福の要素
・私は人生に何を望んでいるのか
人生におけるpickとchooseの違い
「つままされる人Picker」
選択可能なオプションの中からつまみ取るため、謝った二分法の選択肢へ導かれる場合がある。
「選ぶ人chooser」
どの選択肢も満足いくものではないと判断し、本当に正しい選択肢を望むなら、自らそれを生み出すしかない、と結論を下す思慮深さがある。
スッワースモア大学教授のバリー・シュワルツは「選ぶ人」になるべきだと提唱している。
人生において、「成功」を考える時、1つの測定基準で評価する事は誤りである。『ちょうど充分』(未邦訳、原題 Just Enough)の著者ローラ・ナッシュとハワード・スティーブンソンは、「崩壊戦略」と呼んでいる。
1つの尺度で、人生の成功は測れない。
簡単で明瞭な「お金」を測定基準にすると、人間関係など、別の側面を犠牲にする事となり、必然的にフラストレーションが溜まってしまう。
・ビッグフォー(幸福の四要素)
1.幸福感 人生から喜びと満足感を得ていること
2.達成感 何らかの業績でほかに抜きんでていること
3.存在意義 身近な人びとに、ポジティブな影響を及ぼしていること
4.育成 自分の価値観や業績によって、誰かの未来の成功を助けていること
年齢、時期によって、バランスの違いはあるが、この四つのニーズを定期的に貢献している必要がある。
ウォーレンバフェット
「本当はあまり好きじゃないが、まずこれを10年やって、それからあれをしようと思っている……」と言う人びとがいる。これではまるで、年寄りになるまで性生活はお預けというようなものだ。あまり感心できないね。
では、何をもって目標を達成したと言えるのか。これで充分と言えるを自分に問いかける必要がある。
四要素に絞る考えは万人受けしないが、人間は制約がある方が発想も豊かになり、洗濯も容易になる。